何かに向けて勉強するというのは、誰しもが行ったことのある経験でしょう。
家で黙々と勉強したり、カフェで大人気分に浸りながら勉強したりなど、勉強方法は人それぞれです。
最近では、勉強系インフルエンサーもSNS上で多く見られるようになってきました。
勉強方法が色々あるように、彼らの投稿内容もバラバラであり、オーディエンス(視聴者・フォロワーなど)の勉強を知識で手助けする人やルーティンを紹介することでモチベーションアップのために貢献する人もいます。
今回の記事では、そんな勉強系インフルエンサーを実際にインフルエンサーマーケティングで活用する際にかかる費用について解説します。
勉強系インフルエンサーとは?

勉強系インフルエンサーとは、勉強にまつわる様々なことをSNS上で発信している人々のことを指します。
コンテンツの内容はインフルエンサーによって違いますが、勉強のコツ、勉強に関する体験談、自身の勉強する様子の配信、おすすめの文房具、クイズ対決など、多種多様です。
勉強系インフルエンサーが活動する主なプラットフォームは、YouTube、TikTok、Instagram、Twitterであり、使用するSNSによって見られるコンテンツの内容は異なってきます。
YouTubeは、勉強に関するほぼ全てのジャンルを網羅しています。大中小様々な勉強系YouTuberが動画投稿を行っているほか、普段は勉強系の動画を投稿しないYouTuberでも、時折自身の体験談を話したりなどして、大きな反響を得ることもあります。
TikTokは、YouTubeと同様に動画投稿プラットフォームであるため、YouTubeに似たコンテンツがありますが、全ての動画は1分以内という制限があるため、要点だけをまとめた動画が多いです。YouTube上に投稿した動画のハイライト動画をアップロードするといった手段でTikTokを活用するインフルエンサーもいます。
InstagramとTwitter上では、画像やキャプションを活用した勉強のコツの発信や勉強用アカウントが多く存在します。特に、勉強用アカウントは両SNS上にたくさんあり、Instagram上での「#勉強垢」の投稿件数は193万件を超えています。
勉強は誰しもが通る道であり、それに伴って勉強に関するコンテンツには多くの需要があります。若者へ訴求する手段として、勉強系インフルエンサーを活用したインフルエンサーマーケティングは非常に有用であるといえます。
勉強系インフルエンサーを起用する際の費用

勉強系インフルエンサーがプロモーションなどに起用されるのに使用されるプラットフォームは、YouTubeとTiktokが主流です。
InstagramやTwitterにも文房具などを紹介するインフルエンサーは多くいますが、企業とのプロモーションではなく、耳寄り情報などを発信するのみのアカウントであることが通常です。
YouTubeの場合、企業とのコラボ動画をアップロードするのにかかる平均費用は、
・ナノインフルエンサー 約32,000円
・マイクロインフルエンサー 約94,000円
・マクロインフルエンサー 約81,000円
・メガインフルエンサー 約400,000円以上
であり、インフルエンサー自体の規模によっても価格が変わります。
無論、この額は動画の長さ(内容の濃さ)によっても変わってくるため、コンパクトな内容にまとめた方がより高い費用対効果が得られるでしょう。
一方、TikTokの場合は、より複雑な費用形態をとっています。
というのも、TikTokには主に4種類の広告があり、起動した直後に表示される「起動画面広告」、フィード内に表示される「インフィード広告」、用意したハッシュタグを元にユーザーに投稿を促す「ハッシュタグ広告」、そしてインフルエンサーのアカウント内でインフルエンサーにPRしてもらう「プロモーション広告」が挙げられます。
特に、プロモーション広告は手軽で、起用するインフルエンサーによっては安く行うことができるため、インフルエンサーマーケティングにおいてもよく使われている広告手段です。
商品PRの料金プランの一例として、あるインフルエンサーマーケティング会社は、フォロワー数×3.8円、最低フォロワー数1万人を費用として提示しており、このくらいが相場であるといえるでしょう。
つまり、フォロワーが10万人いるインフルエンサーをTikTok上で起用する際は、大体38万円でプロモーションを委託できるという計算になります。
勉強系インフルエンサーを起用する費用のまとめ

本記事では、勉強系インフルエンサーをインフルエンサーマーケティングで起用するにはいくらかかるのかについてまとめました。
主にYouTubeとTikTok上で企業のプロモーションを行っている彼らは、アカウントの規模によっても費用が全く変わってきます。
自身の考えている予算と照らし合わせ、最も適切なインフルエンサーを起用することが大切です。
ちなみに、予算の決め方については別の記事でも紹介しています。是非、ご参照ください。
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