インフルエンサーが観光地をPRしているのを見るのが当たり前になってきました。
そんな世の中なので、旅行関係のインフルエンサーマーケティングの事例がたくさんあります。
なので今回は、旅行業界のインフルエンサーマーケティング活用例を紹介します!
旅行インフルエンサーとは?

旅行インフルエンサーとは、「旅行を行っている様子をVlog形式などで撮影し、投稿する人」のことを言います。
海外では非常に大きなジャンルの一つとして確立されています。
例えば以下の動画は、旅行インフルエンサーが投稿したものになります。
エジプトのストリートフードを紹介していますね。
この人はオーストラリア人なのですが、わざわざエジプトに行き、この動画を撮影しています。
「日本ではまだまだニッチなインフルエンサーでしょ?」と思う人もいるかもしれません。
実は日本でも年々大きくなっているのが、この旅行インフルエンサー。
上記の動画は、旅行インフルエンサーのスーツさんによって投稿されたものとなっています。
実はスーツさんは、登録者数30万人以上の大物インフルエンサーなのです。
このように、旅行インフルエンサーは全く小さい市場ではなく、むしろ大きな市場なのです!
皆さんはおそらく、「Vlog」という言葉を知っていると思います。
この「Vlog」も実は旅行系の動画と大きな関わりがあります。
実際に旅行×Vlogで撮影された動画が以下の動画になります。
こういったフォーマットの動画をよくみると思います。
というわけで、旅行インフルエンサーの市場は、実は大きいんですね!
旅行業界のインフルエンサーマーケティング事例5選!

ここからは旅行業界でインフルエンサーマーケティングが活用された例を紹介します!
東海オンエア×パラダイスシティ
韓国を代表するカジノの「パラダイスシティ」。
意外にも日本からのお客さんが多いのが特色です。
そのため、パラダイスカジノは日本からのお客さんを増やすための施策を打ちました。
それが、大人気Youtuber東海オンエアとのコラボです。
この動画は再生回数400万回を突破し、東海オンエアの中でも、よくみられている動画の一つです。
この動画では、パラダイスカジノの良さである「複合施設」というところを前面に押し出した企画が行われています。
これによって視聴者の中からは「カジノのイメージ変わった」という声も出てきています。
そしてこの動画があることで、現在Youtubeでパラダイスカジノと検索をすると、この動画が一番上に出てきます。
若い層から親しみのある東海オンエアの動画を見て、パラダイスシティに行った人も多いのではないでしょうか?
QuizKnock×京の七夕実行委員会
毎月8月に京都で開催される京の七夕祭り。
この京の七夕祭りは様々な企業や団体の人の協賛によって運営されています。
そんな京の七夕祭りとタイアップしたのが、大人気YoutuberであるQuizknockです。
この動画では、Quizknockらしい動画構成がされています。
というのも、この動画ではQuizknockが得意とするクイズがたくさん出されています。
なので視聴者はQuizknockの動画を通じて勉強することができ、そして「京の七夕」というイベントを知ることができます。
このように教育系のYoutuberを使えば、視聴者のエンゲージメントをより多く得ることができますよ。
そしてそれは、高評価と低評価の率に現れています。
高評価数14,000件に対して、低評価数91件となっています。
これは驚異的な数字でしょう。
教育系のYoutuberは旅行系の動画と相性が抜群です。
SUSURU TV×春秋航空
中国で非常に大きな会社となっている春秋航空。
日本でも実はフライトを飛ばしています。
ですが、あまり知名度はないですよね。
なので、春秋航空はインフルエンサーとコラボすることを決めました。
それが、SUSURU TVです。
毎日ラーメンを食べ続けていることで非常に有名なYoutuberです。
春秋航空は東京〜佐賀間のフライトをSUSURU TVさんに提供し、SUSURUさんは佐賀でラーメンを食べるという内容になっています。
また、ラーメンだけではなく、食べ歩きの風景も動画に収めることで、食べ歩き動画になっています。
そして6部にもなるPR動画に分け、最後には春秋航空のフライトのプレゼント企画に応募できるようになっています。
これはSUSURUさんというグルメYoutuberを使い、ご当地グルメを紹介し、そのついでに航空会社を紹介するという構図になっています。
ご当地グルメを紹介するにあたって、グルメYoutuberを使うのはベストなアイデアですね。
Halno×JR東日本
こちらはインスタグラムを使用した事例となっています。
JR東日本は「いくぞ、東北」キャンペーンを宣伝するにあたって、最適なインフルエンサーを探していました。
そこでJR東日本が起用したインフルエンサーが、Halnoさん。
Halnoさんは26万人以上のフォロワーを持つ、旅行インフルエンサーです。
Halnoさんは、ほうきに乗って飛んでいる姿で有名な旅行インフルエンサーです。
JR東日本は、Halnoさんの「ほうきでどこにでも飛んでいく姿勢」が「いくぜ、東北」のコンセプトと合致していると思い、起用しました。
実際にも、Halnoさんの世界観と「いくぜ、東北」の世界観がすごいあっています。
Halnoさんは普段、2000件程度のいいねを獲得するのですが、こちらの投稿では7000件のいいねを獲得しています。
Halnoさんの独特な雰囲気をうまく生かしたキャンペーンとなっています。
起用するインフルエンサーのキャラを生かしたキャンペーンをすることが重要ですね。
hirozzzzさん×東京都
東京都は、東京オリンピックに向けた宣伝をしてくれるインフルエンサーを探していました。
そこで、東京の魅力をうまく伝えてくれる写真家の人を探していました。
そのキャンペーンが「20 cheers for tokyo」です。
そして、その一人に採用されたのが、hirozzzzさん。
hirozzzzさんは卓越した撮影技術を持っているインフルエンサーです。
そんなhirozzzzさんが、「20 cheers for tokyo」とのコラボレーションで撮影した画像が以下の画像となります。
この投稿でhirozzzzさんは、「2020 cheers for tokyo」への参加を呼びかけています。
これにより、hirozzzzさんをフォローしている写真家の人たちがたくさん「2020 cheers for tokyo」に応募しました。
インフルエンサーにキャンペーンの参加を呼びかけてもらうことで、キャンペーン参加人数を増やすことができますね。
旅行会社や観光地がインフルエンサーを起用した事例のまとめ
今回は、インフルエンサーを起用し成功した事例を5つ紹介しました。
旅行や観光地は、動画や画像などのインフルエンサーが用いる手法と非常に相性が良いです。
そのため、他の業界よりうまくいく可能性が高くなっています。
皆さんもインフルエンサーを活用し、観光地などの知名度をあげちゃいましょう!
もし、インフルエンサーマーケティングを検討しているなら、Maroがおすすめです。
場所や建物の何が良いのか・魅力的なのかを考え、それを前面的に押し出すことで、魅力を伝えることが重要ですね。