ブランドミッションとは?作り方やビジョンとの違いを解説!

皆さんはブランドには「ミッション」と呼ばれるものがあるのを知っていますか?

それぞれのブランドが商品を作って、提供しているのは皆さん知っていると思います。

ですが、そのブランドが本当に提供している価値って、商品じゃなくて「ミッションに記された価値」なんです。

少し難しい話だと思いますが、この記事を読むと「ブランドミッションとは何か」についてわかるようになります。

それでは、早速解説していきますね。

ブランドミッションとは?

ブランドミッションは、ブランドの目標、目的、そしてオーディエンスにどのように貢献するかをはっきりと示します。

これは行動指針であり、読み手に「あなたの企業が何をしていて、どんな影響を与えたいか」を伝えることができます。

このステートメントは企業が成長し、目標を再設定するたび、変わっていっても良いものとなっています。

それでは具体例を用いてさらに解説していきます。

Asanaのミッションステートメント例

Asanaのミッションステートメントは、ブランドミッションがどのように幅広く、しかし具体的に企業の目標を表しているかを示す素晴らしい例です。

Anasaはタスク管理ツールを提供している会社です。

ですが、Asanaのミッションステートメントは、「世界中のチームが難なく協力することを可能にし、人類の発展に貢献すること」となっています。

このメッセージは言いたいことをストレートに伝え、Asanaが何を表しているかの定義を十分わかりやすく伝えています。

タスク管理ツールを使った先の世界を上手く表しています。

ブランドミッションの中には、消費者の生活における実践的な役割だけでなく、ブランドが与えたいより大きな影響が含まれているんですね。

ブランドボイス/ブランドアイデンティティと何が違うの?

ブランドミッションとブランドの他の要素、例えばブランドボイスやブランドアイデンティティと混同されがちです。

これらはお互いに関連していますが、それぞれがブランドのイメージを形成するうえで、異なる役割を果たしています。詳しく見ていきましょう。

ブランドミッション:オーディエンスと感情的につながることを目的としたミッションステートメントです。ブランドの目指していることと、存在意義を述べています。

ブランドボイス:ブランドボイスとは、ブランドがオーディエンスに話しかける様式のことを指します。その語り口調は、あなたのブランドについて多くのことを伝えます。威厳のある、熟達した語り口調を用いるブランドもあれば、より遊び心があり、ユーモアのある又は皮肉っぽい語り口調のブランドもあります。あなたのオーディエンスがどのような人達なのか、またブランドに対してどういうイメージを持ってほしいのかによって、ブランドボイスを決めましょう。

ブランドアイデンティティ:ブランドアイデンティティとは、ブランドの視覚要素のことを指します。ブランドの色やフォント、または一般的な美的要素など、一目見てそのブランドであると分かるものが組み合わさって、ブランドアイデンティティを形成します。

このように同じものと認識されやすいものにも、違いがあるんですね。

ビジョンステートメントとの違いは?

ミッションステートメントがブランドの目標、目的およびアプローチを定義している一方で、ビジョンステートメントとは、ミッションを通して長期間にわたって与えたい影響について述べています。

もっと分かりやすく言えば、ミッションステートメントは何を成し遂げたいか、どのようにそれを成し遂げるかを述べています。

ビジョンステートメントは、将来その成果をどういったことに繋げていきたいかを述べています。

ミッションステートメント何をどのように成し遂げるか
ビジョンステートメントその成果をどういったことにつなげていきたいか

Ikeaのミッションステートメントおよびビジョンステートメントは、彼らの目的と世界にどんな影響を及ぼしたいかについて、上手く書かれています。

イメージを掴むために一緒に見ていきましょう。

以下がIkeaのミッションステートメントおよびビジョンステートメントです。

ミッションステートメント:幅広い種類の良く設計された、機能的な家庭用家具を、多くの人が購入できる低価格で提供すること。
ビジョンステートメント:多くの人々にとってより良い日常生活を作り出すこと。

イメージとしては、ミッションステートメントを成し遂げた先にあるものが、ビジョンステートメントになります。

なぜブランドミッションは大事なのか?

ミッションをはっきりと定義することは、ターゲットオーディエンスを特定するのに役立ちます。

ひとたびミッションステートメントを明確に定義すると、そのミッションに対してあなたのブランドが行っていることを書き出し、リスト化することができます。

そしてそれは、新たなオーディエンスに対してあなたのブランドを紹介する際に、「このブランド、欲しかった」というPRをすることができるのです。

また、新製品を発売する際には、「それがブランド全体のミッションと一致しているかを決める」素晴らしい指針にもなることでしょう。

要するに、長くブランドの運営をしていると、創業初期の軸とぶれてしまうことが往々にあります。
そういった時に立ち返ることができるのが、このミッションステートメントなんです。

ミッションステートメントは、あなたのオーディエンスと従業員の両者に対して、ブランドを特徴づける要素であるべきです。

また、ブランドのミッションステートメントは、従業員が企業を代表して何かを決定したり、話をしたりする際の基準となる枠組みにもなるはずです。

最後に、ミッションステートメントは、潜在的なパートナーや投資家に示すことのできる重要な要素であり、あなたのブランドがもたらす価値についても容易に伝えることができます。

なので大企業や有名な企業のHPに行くと、経営指針やミッションが書いてあるのですね!

ブランドミッションを作る際のコツ!

ミッションステートメントを決めるのはとても難しく感じるかもしれません。

なんせ、困った時に立ち返る軸ですからね。しっかりとしたものを立てなければいけません。

おすすめする最初のステップは、同業他社のミッションステートメントを研究することです。

もちろん、あなたのミッションステートメントはオリジナルであり、あなたのブランドを代表するものでなければなりません。

しかし、他のブランドからインスピレーションを得ることはできるはずです。

次に、あなたのブランドの目標や、オーディエンスや世界に対してどんな影響を与えたいかについて、リストを作成しましょう。

その際に立てるミッションステートメントは、長期的な目標を反映しているのが良いでしょう。

それはブランドのより大きな目的を反映し、少なくとも2、3年は企業の指針であり続けるはずです。

ブランドミッションステートメントを作成する過程では、次の4つに気をつけて作成しましょう。

  • どのような方法で、そのブランドはオーディエンスに価値を与えることができるのか。
  • このような貢献をすることで、どのような大きな影響を与えたいのか。
  • これらの目標は実用的で、現実的か。
  • 企業活動のあらゆる場面で、ブランドはこのミッションを体現することができるか。

短くまとめるのがおすすめ

ミッションステートメントは長文である必要はありません。

簡潔な文が数行あれば十分です。

従業員に対しては、より長くて確固としたビジネス計画を企業内部で示すことはできるでしょう。
なので、公開するミッションステートメントは簡潔で十分なのです。

TEDのミッションステートメントは、次のたった2語です。

Spread Ideas

コンピュータ上であらゆる人々に、短く、しかしとても価値のあるコンテンツを伝えることで知られているTEDにとって、この上ないミッションステートメントですね。

このミッションステートメントは言いたいことをストレートに伝え、企業としてTEDが表現したいイメージを完璧に伝えています。

ブランドミッションのまとめ

今回はブランドミッションについて紹介しました。

名だたるブランドや企業には必ずミッションやビジョンがあります。

もし皆さんがブランドを運営し始めて、まだミッションが決まっていない場合は、今決めることをお勧めします。

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