こんにちは!皆さんはKPIをどのようにして決めていますか?
なんとなくリーチ数が大事そうだから…
なんとなくエンゲージメントって言葉言葉聞いたから…
このようにKPIを設定しては、インフルエンサーマーケティングの本当の効果がわかりません。
なので今回は、インフルエンサーマーケティングにおいて超重要な「KPIの設定方法」について紹介していきます!
そもそもなぜKPIの設定は必要なの?

これは皆さんが思っている疑問かもしれません。
「結果さえよければ別にいいです」と考える人もいると思います。
ただKPIを設定しなくてはそれが「本当に成功なのか」というのはわからないんです。
具体的には以下の2つの理由からKPIは設定するべきです。
インフルエンサーマーケティングの目的をはっきりさせるため
皆さんの中でも、インフルエンサーマーケティングを行う目的は違うと思います。
例えば売上を上げたい…とか、認知度を上げたい…とか。
その時に自分が行なった施策が実際に狙った数値を施策になっているのかというのは、しっかりとKPIを定めないとわかりません。
KPIを定めずにとりあえず有名インフルエンサーを数人採用して…とやってしまっては、キャンペーンが中途半端な結果で終わってしまいます。
しっかりと何をどれくらい達成したくてインフルエンサーマーケティング施策を行うのかを明確にしましょう!
目標を設定することが大事だから
KPIを設定しないでインフルエンサーマーケティングをしてしまうとどのくらいの数値が「成功」で、どのくらいの数値が「失敗」かわからなくなってしまいます。
バスケのフリースローで例えると、「とりあえず10本打ってみました。目標を定めなかったから満足です」となってしまいます。
ただしっかり目標を定めれば「10本中5本しか入らなかった。目標は7本だから未達である」と次回に向けた反省をすることができますね。
このように目標を設定することは何か施策を行うときには非常に重要なのです!
具体的なKPIの設定方法!

ここからはインフルエンサーマーケティングにおけるKPIの設定方法を具体例を使いながら説明していきたいと思います。
大まかな流れとしては以下の通りです。
①ゴールを決める→②それに沿ったKPIを設定する
(1) ゴールを決めよう

「インフルエンサーマーケティングを通して何を達成したいのか」
これを定義することから全てが始まります。
依頼すべきインフルエンサーとその数や依頼方法、パフォーマンスの測定方法など、実施における決定事項は全て目標に依存してくるのです。
そもそもなぜインフルエンサーマーケティングを実施するのか振り返っていきましょう。
以下は、一般的にブランドがインフルエンサーマーケティングを実施する際のゴール(目的)です。
✔ 認知拡大 → できるだけ多くの人に製品を知ってもらいたい!
✔ コンバージョン発生 → 注文発生や、予約を増やしたい!
✔ コンテンツ生成 → オリジナルのユーザー生成コンテンツ(UGC)を増やしたい!
✔ サイトへの流入増加 →サイトへの流入を増やしたい!
✔ ブランドイメージの強化 → ポジティブなイメージを拡めたい!
目的が複数あることもありますよね。それは問題ないです。
インフルエンサーマーケティングを適切に行えば、ブランド拡大における様々なメリットが得られます。
この多面的なリターンこそが、今インフルエンサーマーケティングが効果的なマーケティング戦略であると言われている理由です。
(2)KPIを設定しよう

インフルエンサーマーケティングを通して成し遂げたいゴールが決まったら、次はKPIを設定しましょう。
「ゴールは達成できているか」を評価するために、指標となるKPIを事前に設定することが重要です!
ここからは各ゴールに合わせたKPIの設定方法を説明していきます。
✓ 認知拡大のKPI設定
ブランドの認知拡大において「リーチ」は最初のステップであり、その後の目的達成の重要な要素です。まずはターゲット層にリーチする必要があります。
【リーチを測る指標】
フォロワー数:インフルエンサーの投稿を見ることができる潜在的な人数。
他にも、SNSによってはリーチ(コンテンツを閲覧したユニークユーザー)やimp(コンテンツが表示された合計回数)も計測可能です。
ただし、投稿者のみしか分からない場合がほとんどなので、直接インフルエンサーに投稿結果を聞く等の対応が必要になります。
✓ コンバージョンのKPI設定
インフルエンサーマーケティングで「CV(コンバージョン)数」を増加させたいというケースも多いですよね。
CV(コンバージョン)への効果を計測するためには、キャンペーン前・キャンペーン中・キャンペーン後の販売数を追跡することが重要です。
【コンバージョンを測る指標】
CPO(cost per order):1つの注文に対してどのくらいの広告費がかかっているかの指標
ROI(return on investment):かかった広告費に対してどのくらいの売上があったかを測る指標
CV・CVRより高度なアプローチとして、ROI・CPO(cost per order)も指標となります。
インフルエンサーマーケティングからの売上を促進し、計測するためには、プロモーションコードまたはアフィリエイトリンクの利用が必要になります。
✓ コンテンツ生成のKPI設定
インフルエンサーの投稿内容を知ることは、データを理解することと同じくらい重要です。
インフルエンサーが生み出しているコンテンツの量と質を常に把握しておく必要があります。
【コンテンツの量や質を測る指標】
・投稿されているコンテンツの量
・期待していた投稿内容になっているか
・投稿は二次利用可能か
・ブランドの公式アカウントに再投稿(リポストやRT)できるものはあるか
・インフルエンサーの投稿頻度・投稿文章/内容の品質
このような指標を追跡することで、投稿からの効果管理を行うことができます。
✓ サイト流入のKPI設定
こちらも、キャンペーン前・キャンペーン中・キャンペーン後のトラフィックを追跡することが重要です。
【流入を測る指標】
・訪問者の総数・新規ビジターとリピーター
・ページビュー
・セッションあたりのページ数
・サイト滞在時間・直帰率
上記を調べることで、プロモーションのストーリー全体を説明できます。
インフルエンサーからのウェブサイトトラフィック促進に成功しているのに、訪問者がすぐに直帰してブラウジングしない場合、問題はサイトにある可能性が高いです。
プラットフォームごとのKPI設定例!

今まではインフルエンサーマーケティングキャンペーンに関わるKPIの指標について話してきました。
ここからはプラットフォームごとに設定できるKPIについて解説していきます。
Youtube
Youtubeは近年、インスタにとってかわるインフルエンサーマーケティングプラットフォームとなっています。
なんといっても「動画」で商品の紹介ができるとおいうのが大きな魅力ではないでしょうか?
YoutubeでのKPI指標は以下のようなものがあげられます。
- 動画の再生回数
- いいね数
- コメント数
- 概要欄に貼ったリンクのクリック数
Youtubeはそのプラットフォームの特性上、動画が再生されないと「いいねもコメントも商品リンクのクリックも」できない仕組みなので、大抵の場合は「再生回数」をKPIと置いてもいいかもしれません。
インフルエンサーマーケティングの王道プラットフォームといえばインスタグラムですね。
インスタグラムでは以下のものをKPI指標として置くことができます。
- インプレッション数
- いいね数
- コメント数
- 貼ったリンクのクリック数
- 公式アカウントのフォロワー増減数
インスタグラムはインプレッション数が伸びやすい傾向にあるので、知名度やリーチを上げたい人におすすめのプラットフォームかもしれません。
最後に紹介するのがTwitterです。
Twitterはあまりインフルエンサーマーケティングにおいて注目されていませんが、大きなユーザーベースを持つプラットフォームです。
Twitterでは以下のようなKPIをすることができます。
- インプレッション数
- いいね数
- コメント数
- 貼ったリンクのクリック数
- 公式アカウントのフォロワー増減数
基本的にはインスタグラムと同じで、拡散がされやすいプラットフォームなのでリーチ数や知名度を上げたい人におすすめです。
キャンペーンのパフォーマンス随時管理しましょう

キャンペーンのパフォーマンスを完全に理解するには、指標の分析を1つまたは2つに限定せず、包括的なアプローチを取る必要があります。
キャンペーンを分析するときは、測定しているKPIと、それがキャンペーンのゴールにどのように関連しているかを忘れないようにしましょう。
最高のキャンペーンにするには、全ての指標を管理することが必要になります。
そのため、事前にキャンペーンの管理担当者を決定しておくことも成功の秘訣となります。
もし、インフルエンサーマーケティングに興味があるなら、Maroでインフルエンサーマーケティングをしてみませんか?
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