インフルエンサーマーケティングにおける10個の交渉のコツ

インフルエンサーマーケティングの高騰に伴い、インフルエンサーマーケティングを採用する企業が増えてきました。

それに伴いインフルエンサーマーケティングのやり方がわかる人が多くなってきました。

ですが、インフルエンサーとどのように交渉すれば良いか知っている人は多くないのが現状です。

なので今回は、インフルエンサーと交渉する際の10個のコツを紹介します。

そもそもインフルエンサーっていくらかかるの?

インフルエンサーマーケティングを採用したい人の多くは、インフルエンサーと報酬額の交渉をするとき「適正価格がいくらなのか」について自信を持っていないのが現状です。

これには明確な理由があります。

それは、インフルエンサー起用に、標準的な報酬額は存在しないからです。

「1万人フォロワーがいるインフルエンサーならいくら」という判断軸がありませんから、適切な価格を設定するのが難しいのです。

インフルエンサーとの交渉は、ブランドと各インフルエンサーの間でそれぞれ確立して設け、対等に協働する場として扱う必要があります。

ただ、予算と目標を明確にしておくことで、インフルエンサーへの報酬が現実的なものか判断しやすくなりますよ。

インフルエンサーと交渉をするときのコツ10個!

ここからはインフルエンサーと交渉する時に使うべきコツ10個を紹介します。

これを使ってインフルエンサーマーケティングを成功させましょう!

コツ1 キャンペーンの内容をしっかり決める

キャンペーン内容を詳細に決めず、曖昧にしておくことは、お互いの不信感を募らせます。
そしてお互いの関係の悪化をもたらします。

それに対して、しっかりと内容を決めておくことで、インフルエンサーとブランド責任者の間で乖離がなくなりますよ。

そのためインフルエンサーとの交渉では、以下の内容についての詳細を含んでおくことをおすすめします。

  • キャンペーンとスケジュール
  • 各投稿に含める情報
  • 投稿頻度
  • 投稿のタイミング
  • コンテンツタイプ(文章、写真、動画、ブログなど)
  • 求めるエンゲージメント数

コツ2 投稿の権利

キャンペーンに中に作成されたコンテンツの権利を誰が持つのかをしっかりと決めましょう。

例えば、企業側としては「そのコンテンツのエンゲージメント数が詳細に見れるようにアカウントにログインしたい」と言っても、インフルエンサーの方はなかなかそれを許すことはないでしょう。

このように投稿の権利をインフルエンサーが持つのか、企業側(ブランド)が持つのかをしっかり決めておきましょう。

また後ほど紹介しますが、インフルエンサーが作成したコンテンツを他のプラットフォームで使いたい場合についても話すことをおすすめします。

コツ3 投稿を別のサイトで使って良いか決める

皆さんの中では、インスタとTwitterでプロモーションをしたいと思っている人がいると思います。

そう言った時には、そのインフルエンサーが作り出したコンテンツを他のプラットフォームで使っていいか聞く必要があります。

たとえば、優秀なインフルエンサーは、優れた効果の高い投稿(共有や宣伝)を作ることができます。

その投稿をHPやメールでも使いたいとなった場合は、インフルエンサーに問い合わせる必要があります。

少し面倒に聞こえるかもしれませんが、インフルエンサーのコンテンツを転用することで、自社でグラフィックデザインを作成するコストも抑えることができますよ。

コツ4 もしについて話し合う

キャンペーンのどこで何が起きるかわかりません。
もしかしたら、インフルエンサーの人が競合他社とタッグを組んでしまうこともあるかもしれません。

そのため、交渉プロセスが難航するリスクを冒すとしても、「もしも」の場合に備えてインフルエンサーと話し合う必要があります。

「もしも」の事態について話しておくことで、インフルエンサーが守らなくてはいけない条件を明らかにできます。
これはインフルエンサー側からも実はメリットなんですね。

コツ5 他のブランドとの兼ね合い

インフルエンサーを独占するのは、現代のインフルエンサーマーケティングにおいては厳しいでしょう。
なぜなら、インフルエンサーはたくさんのブランドとコラボするのが当たり前だからです。

ですが、インフルエンサーに競合他社とコラボしてもらっては困ります。

なので、「このブランドとのコラボは控えてください」と予め決めておくことをおすすめします。

コツ6 非公開の場所をしっかり決める

ブランド側はインフルエンサーと、何をオープンにして何をプライベートとするか合意する必要があります。

インフルエンサーは、撮影やブランドの裏側をシェアすることで、フォロワーの数を増やしたり、エンゲージメントを増やしたりします。

ですが、そこでブランドの映されたくない部分が写ってしまっては困りますよね。

なので、予め「どこまでオープンで、どこがプライベートなのか」について決めることをおすすめします。

コツ7 目標を伝える

インフルエンサーマーケティングをする理由は、売り上げやブランド認知度を増やしたいからでしょう。

どの指標を主要KPIにしているかはブランドメンバー内では共有されているかもしれませんが、インフルエンサーに共有されていなければ、その目標が達成されることはないでしょう。

そのため、期待するエンゲージメント数について適切に共有しておくことが大切です。

インフルエンサーについてきちんと調査していれば、それぞれのインフルエンサーに期待する内容を適切に設定することができるでしょう。

もしインフルエンサーマーケティングにおけるKPI設定について知りたい人はこちらがおすすめです。

コツ8 短期か長期か決める

インフルエンサーが予算以上の報酬を求めてくる場合、インフルエンサーとどのような関係性で協働していきたいか説明することで、相場よりも安いオファーが可能な場合があります。

例えば、長期的なパートナーシップを望んでいると伝えることで、インフルエンサーは安いオファーでも安心して受け入れることができるのです。

逆に短期の契約の場合、高いお金を要求されることもあります。

なので、短期間か長期間かを決め、それに見合った報酬を設定することをおすすめします。

コツ9 交渉することを恐れるな

いくつかのインフルエンサーキャンペーンを実施した後、インフルエンサーによっては今後のキャンペーンの条件を再交渉したいと申し出ることがあります。

もしこのような申し出があっても、再び交渉することを恐れないでください。

なぜなら両者はお互いに一緒に成功するという、同じことを望んでいるのです。

インフルエンサーがブランドに多くを求めてくるのであれば、あなたもインフルエンサーに多くの要望を出すべきです。

また、提案した報酬よりも高い金額をインフルエンサーが求める場合、双方が満足するように追加の特典を提案したり、キャンペーンの詳細を変更してみるのも良い方法ですよ。

コツ10 報酬方法を決定する

厳しい予算の中でインフルエンサーの報酬に対応するための最も一般的な方法の一つは、コミッション制を提案することです。

インフルエンサーが売り上げを生み出すことができると自信を持っている場合は、コミッション制は魅力的に映るはずです。

ちなみにインフルエンサーへの報酬体系の多くは、投稿の料金とコミッション制を組み合わせたものです。

適切な報酬体制をとり、キャンペーンに集中できる環境を作りましょう。

インフルエンサーとの交渉のまとめ

今回はインフルエンサーマーケティングにおける「インフルエンサーとの交渉」をまとめました。

最初はなかなかインフルエンサーと交渉するのが怖いと思います。

ですが、インフルエンサー側にもメリットが多いので、ぜひ挑戦してみてください。

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