インフルエンサーマーケティングは今では主流のマーケティング手法です。
これはオンラインマーケティングの重要な方法としてしっかりと確立していて、テレビなどの広告料を払うことができない小さな企業やスタートアップ企業のためだけにとどまりません。
かなり多くの一流企業が、インフルエンサーマーケティングを取り入れています。
そして、彼らのターゲット・オーディエンスに訴求でき、売り上げを伸ばすのに役立つと実感しています。
ですが、なぜインフルエンサーマーケティングは売り上げを伸ばしやすいのでしょうか?
今回はその理由を解説します。
インフルエンサーマーケティングで売り上げが伸びやすい理由とは?

先ほども言いましたが、様々な企業がインフルエンサーマーケティングを取り入れ始めています。
それはおそらく、売り上げを伸ばすためでしょう。
ですが、なぜインフルエンサーマーケティングを利用すると売り上げが伸びるのでしょうか?
”良い顧客”が取れるから
みなさんは友達や家族に勧められた商品で、欲しい商品だったら比較検討せずに購入しますよね。
そういった機会が今までにあったと思います。
それは、みなさんがその友達や家族を信用しているから商品を購入しているのです。
それと一緒で、一定数のユーザーはそのインフルエンサーのことを信用しています。
なので、そのインフルエンサーが「良い商品」と言った物を、彼らは信用して購入します。
インフルエンサーを採用することで、この”良い顧客”を引きつけることができます。
これがインフルエンサーマーケティングが直接的に売り上げを伸ばすことができる要因の一つです。
一般人に近いインフルエンサーを採用しているから
「インフルエンサー」と「テレビなどに出てる有名人」の最大の特徴は、親近感にあるでしょう。
インフルエンサーは一般人の枠組みにいると感じる人が多く、一般人の私たちでも身近に感じることができます。
そしてその「親近感」をうまく利用しているのが、インフルエンサーマーケティングです。
インフルエンサーは私たちの日常から離れすぎてはいないが、「日常ではなかなかない物やこと」を投稿します。
ユーザーである私たちはそれに魅了されます。その写真や動画に憧れを抱きます。
そしてその憧れをかなえるために、商品の購入に至るのです。
この私たちの「親近感」を実にうまく利用していますよね。
実際にインフルエンサーマーケティングで売り上げが伸びた例3つ

ここまでは、インフルエンサーマーケティングがなぜ売り上げに直接的に影響するかを紹介しました。
ここからは、実際に売り上げが伸びたインフルエンサーマーケティングの例を紹介します。
Bigelow Tea
Bigelow Teaはティー業界で最もよく知られ、認知されているブランドの一つです。
そしてBigelow Teaはインフルエンサーマーケティングをうまく活用し、売り上げを伸ばしたことでも有名です。
ある時、Bigelow Teaは、クラフトティーやコーヒーを提供する店が至る所にあり、ソーシャルメディアマーケティングが増加していることを受けて、「差別化を図り、時代に適応する必要がある」と考えました。
そこでBigelow Teaは、自社の商品Bigelow Iced Tea with Lemonade Ice Cubesを使ったレシピを提供しているCherished BlissのAshleyのようなライフスタイルブロガーと提携しました。
ライフスタイルブロガーであるAshleyはBigelow Teaに関する記事を書きました。
その記事のおかげで、「アイスレモネードドリンク」や「アイスキューブアイスティー」のような関連がありボリュームの大きい検索ワードで、Bigelow Teaがグーグルのトップページに表示されるようになりました。
また他の数百ものライフスタイルブログに引用されたことで、Bigelow TeaのリーチはCherished Bliss のオーディエンスよりも多くの人々に及ぶようになりました。
そのブロガーインフルエンサーによるキャンペーンは継続して行われ、結果的に32,000を超えるブログエンゲージメントと4400万のインプレッションを生み出し、またBigelow Teaの売り上げを18.5%増加させることができました。
GOODFOODS
GOODFOODSはオーガニック食品及び環境にやさしい食品の生産業者であり、グワカモレ、スナックディップ、サラダドレッシング及び飲料で知られています。
GOODFOODSは、ブランドの知名度を上げ、グワカモレ及び他のディップの販売を増やしたいと思っていました。
それを実現するため、食品、住宅、育児及びライフスタイルバーティカルなどのニッチな分野の60人のインフルエンサーと提携し、オリジナルコンテンツやGOODFOODSの取扱商品を使用したオリジナルレシピを作成するキャンペーンを行いました。
このインフルエンサーキャンペーンは、次の3つの段階で構成されていました。
- ゲームデーの伝統
- サンクスギビングのお祝い
- クリスマス及びハヌカーの慣習
各メニューともGOODFOODSの商品を用いた、食欲をそそる革新的なレシピを含んでいました。
各レシピとも、GOODFOODSのランディングページにもリンクしていて、そこではユーザーは商品を買える地元の小売業者を見つけることができるようになっています。
最終結果として、インフルエンサーは2000を超えるオリジナルコンテンツを生み出し、その中にはレシピ、写真、ブログのストーリー、ソーシャルメディアの投稿及び映像が含まれていました。
そのコンテンツは、クリックやいいね、コメントやシェアなど、合計で70,450のエンゲージメントを生み出しました。
そしてそのキャンペーンはプラットフォームによって異なりますが、34.2%から44.5%の間の素晴らしいコンバージョンレートを記録することができました。
SonyのXperia Z5
ソニーは新しいインスタグラムのアカウントを作成し、そこでXperia Z5を宣伝しようとしました。
Sony Xperia Z5は5倍ズームができる最も優れた携帯カメラを備えていて、写真が売りのスマートフォンです。
そのため、インスタグラムが絶好のプラットフォームでした。
そこでソニーはインフルエンサーにXperia Z5を使って写真を撮ってもらい、インフルエンサーにその写真を投稿してもらいました。
そしてソニーは、プラスアルファで著名な30人のインフルエンサーを用いてキャンペーンを行いました。
そのキャンペーンは大きな成功をおさめ、1700万件のインプレッションを獲得しました。
インフルエンサーマーケティングと売り上げのまとめ
今回はインフルエンサーマーケティングが売り上げに直結する理由と、その実例を紹介しました。
インフルエンサーマーケティングは、2年前3年前と比べると、さらにホットになってきています。
最初はなかなか慣れないことなので、難しいかもしれません。
ですが、インフルエンサーマーケティングを使いこなすことができれば、大きな売り上げに導いてくれるでしょう。
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