都会の喧騒から逃れる手段として、大自然の中でキャンプなどのアウトドアアクティビティを行う人は少なくありません。
近年になってキャンプ女子も増えてきており、男女問わずたくさんの人がアウトドアを楽しんでいます。
最近では新型コロナウイルスの蔓延により、3密を避けながら楽しめる手段としても関心が集まっており、その人気は再燃しています。
また、アウトドアを楽しむためにはアウトドアグッズが不可欠です。しかし、ものによっては扱いが難しく、使い方が分からないという人も多いのではないでしょうか?
それをきっかけにSNS上で注目を浴びているのがアウトドア系インフルエンサーです。
今回の記事では、そのアウトドア系インフルエンサーについて詳しく説明した上で、彼らを企業PRで活用するメリットについて解説していきます!
目次
アウトドア系インフルエンサーとは?

アウトドア系インフルエンサーとは、アウトドアに特化したSNS上で活動する人々のことです。
アウトドアにも多くの種類があり、キャンプ、登山、釣りなどの幅広い分野が存在しています。
各分野においても多様な形態があり、例えばキャンプにはソロキャンプ・キャンプ女子・庭キャンプなど、インフルエンサーの人数・性別・場所によってもコンテンツの内容が様変わりするところがアウトドア系インフルエンサーの面白い点です。
また、アウトドア系インフルエンサーは主にYouTube、Instagram、TikTokで活動しており、投稿内容は使用されるプラットフォームによっても変わります。
【YouTubeの場合】
YouTubeでは、アウトドアグッズの紹介やそれを実際に使用した実践動画などが多いです。動画プラットフォームであるYouTubeは、視覚と聴覚で視聴者に訴えることができるため、企業PRも多く行われています。
【Instagramの場合】
Instagramでは、アウトドアグッズやファッションの紹介、アウトドアを楽しんでいる様子などが写真を通じて多く見られます。Instagramでも多くの企業コラボが行われ、インスタ映え写真を使用したPRが特徴的です。
【TikTokの場合】
TikTokはYouTubeと同じ動画プラットフォームですが、異なるのは全てが短編動画ということです。そのため、TikTok上の動画はアウトドアのコツを端的に説明したものやアウトドアでの簡単調理などのコンテンツが投稿されています。
このように、様々なSNS上で活躍するアウトドア系インフルエンサーですが、企業が彼らをPRに起用するメリットは何なんでしょうか?
アウトドア系インフルエンサーを起用するメリット4選

①豊富な知識
キャンプや登山には冷えや遭難などの危険がつきものなアウトドアアクティビティには、豊富な知識が必要です。特にアウトドアグッズには使い方が複雑なものもあるため、使用方法を誤れば命の危機に繋がる可能性もあります。
そのため、アウトドアの経験が多く、様々な知識を身につけていることが多いのがアウトドア系インフルエンサーであり、彼らの豊富な経験と知識はアウトドアグッズのPRを行う際に大きな利点をもたらしてくれます。
例えば、PRしたい道具の使用方法を逐一説明しなくて済むため、キャンペーンをスムーズに進めることができるほか、ただ商品のレビューを行うのではなく、実践的にそれを活用した上での使用感の説明や感想を述べてくれることがあるので、PRに説得力があります。
②明確なターゲット層
インフルエンサーマーケティングを行う上では、どういった趣味嗜好を持つ人たちをターゲットにしてマーケティングを行うのかを分析し、明確にしてからそれに合ったインフルエンサーを決定するのが重要です。
しかし、ターゲット層がある程度明確であるアウトドア系インフルエンサーは、ターゲット層の分析のために労力を割かなくて済みます。
というのも、アウトドア系インフルエンサーのオーディエンス(フォロワー・登録者)はアウトドアに興味を持っている人が多いからです。
特に、キャンプや釣りなどのコツをSNS上で紹介しているインフルエンサーのオーディエンスは、多くがその分野について精通しているor興味を示しています。
ターゲット層が明確であるからこそ、そのターゲット層にハマる的確なマーケティング施策を打ち出すことができるのです。
③アウトドア好きへの高い訴求効果
ターゲット層への的確なマーケティングを実施することで、高い訴求効果を期待することができます。
例えば、アウトドアに必要な道具やあったら便利な道具を、それに詳しいアウトドア系インフルエンサーにプロモーションしてもらえれば、ターゲット層のニーズとインフルエンサーのアウトドアに関する知識がマッチし、結果としてターゲットの購買意欲を掻き立てることが可能となるのです。
このように、ターゲット層のニーズが何かを考えた上で、キャンペーンの内容に見合ったSNSプラットフォーム・アウトドア系インフルエンサーを活用すれば、高い訴求効果を得ることに繋がります。
④PRの幅広さ
アウトドア系インフルエンサーが企業と行うPRは、アウトドアグッズに限られません。
以下の投稿例では、キャンプ女子としてSNS上で活躍する森 風美さんがメープルシロップのPRを行っています。
キャンプを行うインフルエンサーが食料品の紹介をするという両者に関連性のないPRに見えますが、その持ち運びやすさやキャンプ先での料理にも使える点をアピールすることで、アウトドアなどの様々な場面で活躍することを示しています。
このように、アウトドアクティビティーには移動・食事・睡眠といった行動が伴うため、アウトドア系インフルエンサーを起用することで幅広い分野のPRを行うことができるのです。
アウトドア系インフルエンサーを起用するメリット4選のまとめ

本記事では、アウトドア系インフルエンサーをインフルエンサーマーケティングで起用するメリットについてご紹介しました。
アウトドアに関する豊富な知識を持つ彼らを広告塔にすることで、的確なターゲット層に訴求力のあるPRを行うことができます。
また、彼らは汎用性が高く、アウトドアグッズ以外の製品のPRも行うことができます。
そんなアウトドア系インフルエンサーの利点を最大限に活かし、自社のPRに彼らを起用してみてはいかがでしょうか?
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