これまで、おしゃれな家具や雑貨について詳しく知るには、雑誌やTVから情報を得ることしか手段がありませんでした。
しかし、SNSの普及によってその情報を発信するインフルエンサーが現れるようになり、今ではSNS上で多くのインテリアに関する投稿が見られるようになっています。
こういった投稿は様々な人のライフスタイルに影響を与えており、お手本としてたくさんの人がそれを参考にしています。
今回の記事では、そんな彼らが実際にプロモーションで活用された事例を4つご紹介します!
インテリアに詳しいインフルエンサーについて

インテリアに特化したインフルエンサーはInstagram・YouTube上で多く活動しています。
彼らが発信するコンテンツの主な内容としては、おしゃれな家具や雑貨の紹介、それらの手入れ・掃除、物の収容方法など、多種多様です。
利用するプラットフォームによっても投稿内容は変わり、写真で投稿されることが多いInstagramでは家具・雑貨の紹介、動画コンテンツのみのYouTubeでは家具・雑貨の置き方などのアドバイスやルームツアーなどの部屋紹介が多く見られます。
【Instagram】
【YouTube】
また、インフルエンサーの特徴も発信するコンテンツと関連性があります。専業主婦、会社員、子持ち、一人暮らし、ミニマリストなど、背景にある環境が共有されるコンテンツに違いをもたらすのです。
この投稿主は3人の子供を持つ女性のインフルエンサーです。子供がいる何気ない日常の中に溶け込むおしゃれなインテリアが多くの人に共感や刺激を与え、関心を集めています。
このように幅広いタイプのインテリア系のインフルエンサーが存在していますが、彼らをインフルエンサーマーケティングで起用した例はどういったものがあるのでしょうか?具体例を4つ見ていきましょう。
インテリアのインフルエンサーのPR事例

①花王
大手化学メーカー花王は、食器用洗剤「キュキュット」の新発売の商品のPRに普段インテリアの投稿を行っているインフルエンサーを起用しました。
普段の投稿と同じように、整ったキッチンや後ろのシンプルな内装を見せつつ、子供がいる日常にふと商品を忍ばせることで、日常に溶け込んでいる商品を表現しています。
②Ambi Climate Japan
世界初のAIを搭載したスマートエアコンコントローラーAmbi Climateは、そのPRを雑貨などをインスタグラムに投稿しているインフルエンサーに委託しました。
その機能性についてキャプションで詳しく説明している上に、それを日常のワンカット内に置くことで、これを見た人々が「自分の家にこの商品があったら」という想像をしやすくしています。
③JOGGO
オーダーメイドの財布が作れるJOGGOは、普段はフルタイムワーキングマザーとしての側面を持つインテリア系インフルエンサーを起用し、PRを行いました。
このPRの特徴としては、キャプションの全てがPRではないということです。
「週最後の勤務日となる金曜日の出勤前」という、働いている誰もが経験する日常的なエピソードは、投稿にストーリー性を持たせ、PRがすんなりオーディエンスの目に入るようになっていることが考えられます。
また、「出勤前にレモネードを飲む」と「オーダーメイドの財布を購入」は多くの人にとってちょっとした贅沢であるという点で関連性があり、「たまには贅沢もしませんか?」とオーディエンスに訴求しているのではないでしょうか。
④大塚家具
大手家具メーカー大塚家具は、YouTubeで活躍するインテリア系インフルエンサーとキャンペーンを行いました。
その主な内容としては、インフルエンサーが大塚家具の社員と本店内を回り、選ばれた9つの商品を視聴者にプレゼントするというものでした。
このプレゼント企画は、大塚家具の知名度のUPや店内の様子、家具の種類の豊富さなどをアピールする機会であり、他のインスタグラム上でのPRとは一風変わっているものの、PRとしては大きな成果を期待できるものであると思われます。
インテリア系インフルエンサーのPR事例のまとめ

今回は、インテリアに強いインフルエンサーが実際にどう企業PRを行っているのかについて、実例と共にご紹介しました。
Instagramで行うのか、またはYouTubeで行うのかによってPRのやり方は変わってくるので注意が必要ですが、インテリア業界に限らず化粧品や電化製品など、様々な業界のPRに彼らを活用することができるため、PRの幅は非常に広いといえます。
是非、今回の実例を参考にし、インテリア系インフルエンサーをPRに起用してみましょう!
コメントを残す