インフルエンサーマーケティングが盛んになるにつれて、たくさんの成功事例・失敗事例が出てきます。
そんな中で成功事例から「なぜ成功したのか」を学ぶのは、非常に大事なことです。
なので今回は、「ゲームインフルエンサーの成功事例」と「なぜ成功したのか」を紹介します!
ゲームインフルエンサーとは?
ゲームインフルエンサーとは、ゲームに関するコンテンツをSNS上にアップロードする人々のことを指し、その内容はゲーム実況やゲームの攻略法、ゲーム機やコントローラーなどの開封動画、またはその使い方など、多岐にわたります。
他のインフルエンサーと同じように、ゲームインフルエンサーにも様々な規模があり、多い者では100万人以上の登録者・フォロワーを持つ人もいます。
ゲームインフルエンサーの人気に関係するのは、必ずしもゲームの腕だけではありません。「投稿者のルックスや声がいいから」や「しゃべりが面白いから」など、色んな理由でゲームインフルエンサーは人気を集めています。
上の動画はファンタch氏がYouTubeにアップロードした投稿です。この動画内に声で出演しているのは、日本の人気アニメに登場する「父親」たちであり、彼らの声真似を得意とする4人が共にゲームをプレイするという内容です。
彼らのゲームの腕前は凄まじいものではありませんが、異色のコラボを実現させたこの動画は前編・後編併せて170万回ほどの再生回数を記録しました。
このように様々な内容のコンテンツを持つゲームインフルエンサーがおり、その分インフルエンサーマーケティングにおいても幅広いキャンペーンを行うことができます。
今回はそんなゲームインフルエンサーを使った成功事例を紹介していきます。
事例① ときど選手×ロート製薬
ロート製薬は2019年、ストリートファイターで有名なときど選手とスポンサー契約を結びました。
ときど選手は日本のe-sports市場では、非常に有名な選手であります。
なぜロート製薬は、ときど選手とスポンサー契約を結んだのでしょうか?
理由は「ロートジー使用者の若返り」を狙っているからです。
ロートジーといえば、クールな清涼感を得られる目薬として有名ですよね。
実はロートジーは、1980年代に発売開始され、「リフレッシュアイテム」として一躍有名になりました。
ですが、現在では様々なリフレッシュアイテム(ミントガムなど)が登場しており、ロートジーの使用者が高齢者だけになっていました。
そこで若者と接点を持ちたかったロートジーが着目したのが、e-sportsでした。
特にロートジーは目薬であるため、長く目を酷使するゲームとの相性が良いのもこのスポンサー契約を後押しした理由です。
事例② ふぇぐ選手×コカコーラ
ふぇぐ選手はシャドウバースというゲームで有名な選手です。
実は2018年には、世界チャンピオンに輝くほどの実績を持っています。
そんなふぇぐ選手とスポンサー契約を結んだのが、コカコーラです。
コカコーラはリアルゴールドのイメージキャラクターとして、数人を選び、その中の一人にふぇぐ選手を選びました。
ふぇぐ選手のスポンサー動画は250万回の再生回数を叩き出しました。
事例③ ネフライト選手×ロジクール
3つ目の事例は、ネフライト選手とキーボードやヘッドセットで有名なロジクールがタイアップした事例です。
ネフライト選手は、Fortniteというゲームで非常に有名な選手です。
そんなネフライト選手にスポンサー提供をしたのが、ロジクール。
ロジクールは、チーターと疑われるほどうまいネフライト選手の手元を見せるという形で、ロジクールの商品を宣伝したもらいました。
その動画が以下の動画です。
これにより、宣伝の感じがなく、ロジクールの商品を紹介することができました。
この動画を見てからロジクールの製品を購入した人がコメント欄でたくさん見受けられるほど、効果抜群でした。
視聴者が求めているもの(ネフライトの手元)と商品紹介のメリットが一致した。
視聴者がそのインフルエンサーに何を求めているのかを理解すると、キャンペーンがうまくいく。
ゲームインフルエンサーの事例のまとめ
今回はゲームインフルエンサーの事例をまとめて、紹介しました。
ゲーム業界は特殊な業界のため、視聴者が求めているものが、他の業界のものと違う場合があります。
しっかりと視聴者が何を求めているのかを明確にすることで、キャンペーンがうまくいく可能性が上がりますよ。
もし、インフルエンサーマーケティングに興味がある場合は、Maroがおすすめです。
自社の商品のターゲットをしっかりと定め、そのターゲット層が見るものにスポンサー提供をする。
自社製品と相性が良いものを見極める