本サイト「maro blog」では、インフルエンサーマーケティングに関する情報を主にマーケター側の視点から解説していますが、今回の記事はインフルエンサー側、またはインフルエンサーになりたいと考えている方に重点を置き、実際にインフルエンサーになるために踏むべき7つのステップをご紹介します!
目次
0. 大人気YouTuber「ヒカキン」について

本題に入る前に、言わずと知れた日本のメガインフルエンサーについて、少し触れておきます。
そのインフルエンサーとは、動画の総アクセス数は100億回を突破、 計2000万人以上のチャンネル登録者数を持つ大人気YouTuberヒカキン氏です。
得意のヒューマンビートボックスをきっかけにYouTubeを始め、動画投稿の先駆者として今も大活躍するそんな彼ですが、当然ながら元はといえば一般人です。
無論、インフルエンサーだけでなく、芸能人やスポーツ選手なども全員が元々はごく普通の一般人であり、一般人である我々と同じように暮らしてきました。
経済雑誌Forbesの取材によると、ヒカキン氏はインフルエンサーをこう定義しています。
「身近さのある新時代のスターですよね。僕に限らず、インフルエンサーは身近さがいままでにない強みになったと思うんです。僕たちは家で、コンビニで買ったものを食べて、感想を言う。テレビでスターと呼ばれる人は、プライベートを映さないですよね。テレビではできなかったことを、僕たちはやってきたと思っています」
この身近さを一般人に感じさせることができるという特徴は、インフルエンサーだけが持つ最大の強みです。こうした強みを活かして、あなたもインフルエンサーを志してはいかがでしょうか。
ということで、本題に入ります!インフルエンサーになるために必要な以下の7つの手順を見ていきましょう!
1. 得意分野を選ぶ

インフルエンサーとして活動を始める前に、まずは自身の専門分野を設定しましょう。
これには興味があり、発信し続けることができる内容のものを選ぶのが重要です。
特に、インフルエンサーとして地位を確立するには、ある程度の専門知識が必要となるため、専門分野に関して詳しく調べて投稿することが大切になってきます。
そのため、自分自身が情熱を持って時間を費やすことができる分野の選択が重要になってくるのです。
料理や新しいレシピ作成が好きであろうとDIYに興味があろうと、没頭するほど好きであることが求められますが、2~3以上の興味がある場合には注意しましょう。
これらを組み合わせてコンテンツを作成してもいいですが、手をつけすぎると1つ1つの内容が薄くなってしまう可能性があります。
2. プロフィールを作成する

専門分野を決めたら、次は自分がベースにしたいソーシャルメディアのプラットフォームを選び、プロフィールを作成しましょう。
1つ、もしくは2つ程度のSNSで人気になる人が多いので、プラットフォームを絞って集中的に発信するのがオススメです。
プラットフォームを厳選したら、新しいプロフィールを作成するか既存のプロフィールを更に適した形へと変更させましょう。
以下ではプロフィールを最高な形に仕上げるために行うべきことをご紹介していきます。
2-1. 詳細に自己紹介文を書く
自己紹介文はそれを見た人に大きな印象を簡易的に与えることができるため、非常に重要な意味を持ちます。
プロフィール欄を開いた際に1番最初に目にするものが自己紹介文なので、名前、場所、連絡先、専門分野など、あなたの情報をできる限り詳しく書いておくことがオススメです。
2-2. プロフィール写真を追加する
また、プロフィール写真とカバー写真の設定も自身のブランディングに欠かせないことです。
ソーシャルメディア上ではプロフィール写真から人柄、雰囲気、顔立ちなどを判断されることが多いため、慎重に写真選択をしましょう。顔がはっきりと見える写真かつ、高画質なものがより良いです。

3. オーディエンスを理解する

実際にコンテンツを作成して投稿する前に、ターゲットを理解しておきましょう。
インフルエンサーになるには、誰をターゲットとしているのかをきちんと把握した上で、フォロワーを着実に獲得していくことが大切となります。
少しずつフォロワーが増えてきたら、自分のフォロワーにはどういった人がいるのかを分析し、統計のデータから彼らがどのようなことに興味を持つのかをあらかじめ確認しておきます。
この分析方法として、ソーシャルメディアプラットフォームのほとんどにフォロワーに関する統計を分析する機能が組み込まれています。
例えばTwitterアナリティクスでは、自分の現在のフォロワーの興味、性別、場所などの統計を確認することができます。
4. 魅力的なコンテンツを作成する

インフルエンサーになるための次のステップは、フォロワーにとって魅力的な情報を発信することです。
フォロワーの人気を獲得すればするほど、あなたの意見や感想などの一言一句が影響力のあるものとなります。
ただ、この影響力は時として悪い方向へ向かってしまう可能性もあるため、どの投稿をしても将来に企業とのコラボレーションを実現できるような内容を発信し続けるように心がけてください。
また、コンテンツの内容は先述したように自身の専門分野に合わせます。
ただし、絞りすぎると途中でネタが切れてしまったりするため、長期的視点で物事を捉え、インフルエンサーになる準備を進めていきましょう。
5. 継続的に投稿する

投稿するジャンルを決めたら、投稿頻度とスケジュール設定をしましょう。
ソーシャルメディアプラットフォームの多くはアルゴリズムの仕組みを取っており、定期的に投稿するアカウントを優先的に表示します。
これは特にInstagramにいえることで、表示頻度を増やすためには毎日、毎週など自身が投稿しやすい頻度に設定するようにしましょう。
また、投稿頻度を決定する前には各プラットフォームの分析が必要です。
Twitterなどの一部のプラットフォームは高い頻度であげることが重要である一方で、Instagram、YouTube、Facebookなどであれば、週に1回〜2回の投稿でも問題ないといわれていますが、ここでポイントとなるのは投稿する日時の一貫性です。
Sprout Socialの調査によって、Instagram上で最大のエンゲージメントを獲得できる投稿の曜日と時間帯が明らかになっています。
この表によると、平日の昼間から夕方にかけての時間帯が最も高いエンゲージメントを獲得でき、特に水曜日と金曜日は投稿すれば多くのエンゲージメントが期待できると考えられています。

自身のプラットフォーム上で投稿するのに最適な時間を確認し、それに応じてスケジュールを管理しておきましょう。
6. オーディエンスと深く関わる

インフルエンサーにとって、フォロワーとの繋がりは重要になってきます。
ソーシャルメディアに投稿し始めると、いいねやコメントが貰えるようになるため、コメントには積極的に反応していきましょう。
コメントへの返信や質問への返答は繋がりを深める上で最も良い行為ですが、コメントに「いいね」して、感謝の気持ちを表すだけでも良いでしょう。
他にも自分から質問を投げかけ、お互いに興味があることに関して話してみるのも良いかもしれません。
こういったやりとりはフォロワー1人1人との繋がりを深め、インフルエンサーとして立場を確立するのに役立つでしょう。
7. 企業と仕事をしたいことを表現する

インフルエンサーとして名が知れてくると、企業とのタイアップを行う機会を狙えるようになります。
そのためにも企業とのコラボレーションに興味があるということを積極的にアピールしていく必要があります。
アピールの方法としては、プロフィール欄に自分がインフルエンサーであることやコラボレーションに興味があるということを書いておくと良いでしょう。
また、自身の仕事の依頼用の連絡先を記載しておくことで、クライアントとも繋がりやすくなります。

他にも、インフルエンサーが出会うインフルエンサープラットフォームは複数存在します。
それらをうまく活用し、自身の専門分野にあった企業と繋がりましょう。
まとめ

今回はインフルエンサーになるために必要となる7つのことをご紹介しました。
簡単なものから少し手間のかかることまで様々な手順を踏んだうえで、やっとインフルエンサーを目指すことができます。
本記事を参考にして、未来あるインフルエンサー業界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。
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