近年、女性の間でインスタを活用したダイエットが話題になっています。
痩せる食事や運動の方法などを企業やインフルエンサーが活発に発信しており、今やインスタはダイエットに関する情報を収集できる場所として最も活用されているプラットフォームの一つです。
そこで、今回の記事では企業がインスタでダイエット商材のPRをする上でのメリットや具体的なPR方法などについて、実際の事例と共に詳しく解説していきます。
記事を読めば、自社商品やサービスのPRをどのように進めれば良いか具体的にイメージできるはずです。
目次
なぜダイエット商材のPRにインスタが活用されるのか

インスタを活用したダイエットの隆盛に伴い、企業もダイエット商材のPRにインスタを活用しています。
ダイエット商材のPRを行う上でのインスタの活用には、多くのメリットがあり、以下でその一部をご紹介します。
画像や動画を通じてダイエットの効果を視覚的に伝えられるから
体型の変化や食事の様子などは文字より画像の方が伝わりやすいですよね。
インスタは画像がメインのSNSであるため、こうした体型の画像などを投稿でき、より分かりやすくフォロワーに伝えることできるという特徴が挙げられます。
特に、インスタグラムを活用したダイエットにおいて、流行っているのがレコーディングダイエットと言われる毎日の体重や食事などの日常生活を記録して公開するという方法です。
レコーディングダイエットにおいては、日々の生活を紹介することで自分への戒めや頑張ろうという気持ちを強化する効果があります。
また、投稿を見てくれた人のコメントによって応援され、つらいダイエット中も孤独じゃないと思うことができるので、ダイエットが継続しやすいのも人気の理由でしょう。
インスタは画像がメインのSNSですので、自分の体型や食事などを投稿しやすいこのレコーディングダイエットが最適だと言われています。
インスタ利用者の多くが、美容への意識が高い若い女性ということもあり、流行のダイエットであるこのレコーディングダイエットはこれからも広まっていくと見られます。
ハッシュタグによる拡散力があるから
インスタがダイエットに利用されている理由は、他の人のダイエットを参考にしやすいという点もあります。
インスタには「ダイエット飯」のようなダイエットに関するハッシュタグが多くあり、ダイエットに興味がある人がこのハッシュタグの検索を行うことで、効率よくダイエットに関する投稿を見つけ、参考にすることができます。
ダイエットというハッシュタグをつけた投稿だけでも、インスタでは1400万以上あり、インスタ利用者たちがいかにダイエットに注目しているかが分かります。
また、こうしたハッシュタグを介し、同じように体型で悩んでいるインスタ利用者同士で、効果的なダイエット方法をシェアすることができるのもインスタグラムの魅力です。
インスタグラムを活用したダイエット商材の認知拡大方法

インスタでダイエット商材の認知を拡大するには、以下の5つの方法があります。
- ビフォーアフターの写真を使う
- ストーリーで商品の魅力を伝える
- ハッシュタグを使う
- インフルエンサーにPRしてもらう
- フォロワーとコミュニケーションを取る
インスタはダイエットに関心がある女性ユーザーが多く、テキストよりも画像や動画で視覚に訴えるのがポイントです。
視覚に訴えるには、ダイエット商材を使ったことによる体型のビフォーアフターを写真で伝えるのが効果的で、変化がわかれば「私もあんな風になれるかな」と期待してもらうことができ、購入につながります。
商品の魅力を知ってもらうには、ストーリーも有効であり、ストーリーを繰り返し投稿することで商品の認知度を上げることに繋がります。
また、インスタではハッシュタグが重要なため、ターゲットから検索されそうなキーワードは漏れなくハッシュタグに入れましょう。
ハッシュタグは「#ダイエット」だけではなく「#モチベーション」「#痩せる方法」など、さまざまなキーワードを入れると、商材の認知につながります。
もし、自社のインスタアカウントが育っておらず、拡散力がない場合は、インフルエンサーとのコラボを検討しましょう。
費用はかかりますが、一度のコラボで多くのユーザーにPRできるのが魅力です。
他にも、商品に興味を持ったユーザーからは、質問が届くこともあるため、丁寧にコメントを返すことがファンを増やすことに繋がり、結果として商材の認知を拡大させることができるのです。
インスタグラムでのダイエット系商材PRの成功事例

インスタグラムの持つ画像・動画がメインのプラットフォームであるという特徴や、ハッシュタグによる拡散力という強みもあり、ダイエット関連の商品を扱う企業にとって、インスタグラムを活用したPRは非常に有効であるといえます。
この章では、さらにイメージを具体化するため、ダイエット系商材のPRをした企業の成功事例を6つ紹介します。
自社に近い商材があれば、PRの参考になるはずです。
吉川ひなのさん
「吉川ひなの」さんは、ファッションモデル・タレント・女優として活躍されており、インスタではフォロワー65万人の人気インフルエンサーです。
吉川ひなのさんは、万能型ダイエットドリンクである「コンブチャクレンズ」をPRしています。
「ダイエットのとき置き換えで使う人も多いけど、わたしは日常的にコンブチャを飲んでいる」と投稿しており、吉川ひなのさんのモデル体型を目指して購入したくなる内容でした。
KIKIさん
「KIKI」さんは、13kgのダイエットに成功した実績のある、インスタフォロワー43万人のフリーランスインフルエンサーです。
KIKIさんは、プライベートジム「CHANCE(チャンス)中目黒」をPRしています。
「尻トレ一応続いています笑!」という投稿にエアロバイクでポーズをとっている写真をアップして、体のラインをアピールしていました。
「投稿を見た」と伝えれば、体験料や入会料が無料になる特典をつけることで、キャンペーンへの参加を促す施策が実施されています。
本島彩帆里さん
「本島彩帆里」さんは、産後20kgのダイエットに成功した実績のある、インスタフォロワー23.4万人のインフルエンサーです。
本島彩帆里さんは、&MEDICALのフィットネスルームシューズ「KAMOLEG」をPRしています。
実際に履いている動画に「内側重心で立てるよ」「勝手にモデル歩きデビュー」などのテキストがあり、説明が具体的でわかりやすいものでした。
なかでも「チートなスリッパ」という表現が秀逸で、購買意欲をそそります。
ひかるさん
「ひかる」さんは、3食糖質&低脂質でダイエットに成功した実績のある、インスタフォロワー21.7万人のダイエットレシピを紹介するインフルエンサーです。
ひかるさんは、東急スポーツオアシスの「ツイストエアロステッパー」をPRしています。
自ら4年続けているダイエットで「出不精な私でもYoutubeや韓ドラを見ながらやっている」と、動画でアピールしていました。
さらに、2年前と現在の体型を比較しているので、ステッパーを使った運動の効果がわかります。
石井里奈さん
「石井里奈」さんは、モデル・ヨガインストラクターをやっているインスタフォロワー21.1万人のインフルエンサーです。
石井里奈さんは、FUJIMIの「パーソナライズプロテイン」をPRしています。
ジムでトレーニングしたあと、プロテインを飲んでニッコリ笑う姿が動画になっており、飲みやすくおいしいプロテインであることが伝わってきます。
テキストでは「個包装だからジムに持っていきやすい」というアピールもしていました。
でぶみ・ゆうさん
「でぶみ・ゆう」さんは、自身のダイエット経験をもとに、可愛いイラストを使ってダイエットノウハウなどを投稿するインスタフォロワー18万人のインフルエンサーです。
でぶみ・ゆうさんは、FYTTEの「BALANSMART」をPRしていました。
試飲・座談会に参加した様子をイラストで解説しており、おいしさだけでなく、栄養バランスが豊富であることを画像つきでアピールしています。
テキストでは「シェイクしてからしばらく時間が経つととろみが増してお腹に溜まる感じがあります」と、飲み心地がよくわかる投稿でした。
参照:https://fytte.jp/news/diet/185123/
インスタグラムでダイエット商材を宣伝する上での注意点

インスタでダイエット商材を宣伝する際には、ユーザーとのトラブルを避ける必要があります。
誤った情報を伝えたり、誤解を招く表現をしたりすると、ユーザーからの信用を失うだけでなく、法律に抵触する恐れもあるからです。
ダイエット商材を宣伝する上での注意点は、以下2つです。
- 商材の効果や効能をしっかり書く
- 誇大広告をしない
宣伝する際は、商材の効果・効能・価格などを細かく書きましょう。
たとえば「これを飲めば体がぽかぽか」と書かれただけでは、どのような成分が入っているのかわからず、警戒されて購入しようとは思いません。
また、ユーザーに誤解を与えるような誇大広告は絶対にやめましょう。
サプリ系のダイエット商材をPRする際は「これを飲めば痩せる」などの表現は法律に抵触します。
インフルエンサーにPR依頼する際も同じく、誇大広告にならないよう表現には配慮が必要です。
ユーザーに正しい情報を伝え、法律に抵触しない範囲で宣伝しましょう。
【まとめ】ダイエット商材のPRをインスタで行おう

インスタはダイエット商材のPRに最適なSNSです。
女性ユーザーが多く、画像や動画でビジュアル訴求できる点が強みなので、うまくPRすれば購入につなげられます。
効率的な認知拡大方法・成功事例の分析・PRの注意点を抑える必要があるため、今回解説した内容を自社商品のPRに役立ててください。
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