SNSマーケティングには様々なメリットがあるので、Webマーケティングへの移行を検討している企業も多いのではないでしょうか。これからどんなWebマーケティングを始めようか検討しているならLINEを活用したSNSマーケティングがおすすめです。
LINEは全世界にユーザーがいる大人気のチャットコミュニケーションツールで、数多くのユーザーと接点が持てることからSNSマーケティングにピッタリの手法となっています。そんなLINEのSNSマーケティングには様々なメリットがあるので、どんなメリットがあるのかを知ることが大切です。
それでは、SNSマーケティングでなぜLINEを活用するのがおすすめされるのかご説明しましょう。

目次
SNSマーケティングでLINEを活用するメリット

SNSマーケティングでLINEを活用するメリットは多くあります。様々なSNSの中でもLINEは非常に多くのユーザーが利用しているので、SNSマーケティングで活用する媒体としては申し分ありません。
それでは、SNSマーケティングでLINEを活用するメリットについてご説明しましょう。
数多くのユーザーにアピールできる
LINEは様々なSNSの中でも驚異的な登録人数を誇っているため、それだけ数多くのユーザーに自社製品をアピールすることができます。LINEは多くのユーザーが日常的に使っているツールであり、幅広い世代が利用しているのもポイントです。
LINE公式アカウントを作成する手間もかかりませんし、利用者とチャットができるなど様々な機能があります。全ての機能が無料で使える上に、LINE公式アカウントと友達になったユーザーに対してお得な情報を一斉送信できるのも特徴です。
ユーザーへの一斉送信はもちろん、一対一のチャットによってダイレクトに自社製品がアピールできます。チャット機能があればユーザーが気軽に質問することもできるので、ユーザーが抱えていた疑問点を解決してあげることで、売上の向上にも繋がるでしょう。
ユーザーとの密接なコミュニケーションがとれることで信頼関係を構築することにより、自社製品をアプローチする機会が増えるので様々なチャンスに繋げられるのがポイントです。
企業の存在を近くに感じさせることができる
企業がSNSマーケティングでLINEを活用するにあたって大きなメリットとして挙げられるのが、ユーザーにとって企業の存在を近くに感じさせることができる点です。
本来であればユーザーにとって企業は遠い存在でしかなく、気軽に相談できるものではありませんでした。気軽に相談できないが故に距離を感じてしまいがちですが、LINE公式アカウントを作成して友達になれば、一気にユーザーとの距離を縮めることができます。
まさに友達のような感覚でユーザーから質問されたり疑問を投げかけられたりと、距離を縮めることで企業を身近に感じてもらえれば集客効果や売上の向上などが期待できるでしょう。さらに、販促やキャンセル対策も効率良くできます。
またLINE公式アカウントに友達になっているユーザーに対してクーポンメッセージを送信することにより、お得な情報をいち早く届けられるので購買意欲を高めたり、店舗で急なキャンセルが発生した時の対策としても有効的です。
開封率や即効性が高い
LINEは開封率や即効性が高いので、売上効率を高めることができます。メール配信やメルマガなどの場合、開封されずに削除されてしまう可能性があるので開封率はそこまで高くないでしょう。
開封率が高くないと売上に繋がらないため、メルマガはあまり有効な手段ではありません。しかし、LINEであればユーザーにダイレクトに情報を届けられる上に、開封率も高いので効率良く販促活動ができます。
プッシュ通知機能によって企業からのメッセージが届いたことを知らせるため、こちらが配信したタイミングで情報を見てもらえる可能性が高いこともメリットの一つです。
自社アプリを制作する必要性がない
LINEよりも自社で開発したアプリを使いたいという企業もいるでしょう。
しかし、自社アプリを制作する手間と時間、コストはかなりかかる上に、アプリが完成したとしても認知度の少なさからダウンロード数が伸びなかったり、すぐにアプリを削除されてしまったりと様々な問題があります。
ですが、LINEであれば豊富な機能が揃っている上に認知度が非常に高いのでLINEアプリを利用しているユーザーであれば誰にでもお得な情報が発信できるのがポイントです。
SNSマーケティングでLINEを活用するデメリット

SNSマーケティングでLINEを活用するメリットは多くありますが、デメリットもあるので活用する際には十分な注意が必要です。場合によってはLINE以外のSNSを活用する必要性があるかもしれません。
それでは、SNSマーケティングでLINEを活用するデメリットについてご説明しましょう。
友達に追加してもらわないとメッセージが送信できない
最も大きなデメリットとして挙げられるのが、友達に追加してもらわないとメッセージが送信できないことです。友達以外のユーザーにもメッセージを送信したくても送信できないので注意が必要です。
友達に追加してもらうだけではチャット機能が使えない
LINE公式アカウントと友達になってくれたユーザーとチャットでやり取りしたい時に注意したいのが、友達に追加してもらうだけではチャット機能が使えないことです。ユーザーから何らかのメッセージやスタンプを送信してもらわなければチャット機能が使えないので、こちらにメッセージやスタンプを返信してくれるようにユーザーに何らかのメッセージを送る必要性があります。
友達追加してくれたことへのお礼文や返信してもらいやすいメッセージを送信することがポイントです。
ブロックされやすい
LINEには迷惑フォルダ機能がない代わりに、簡単に他のユーザーをブロックできる機能があります。つまり、こちらがメッセージを送った際にユーザーからブロックされる可能性があるのがデメリットです。
相手にブロックされてしまっては販促活動などを行うことができなくなるので、いかにユーザーにブロックされずに興味を惹いたり購買意欲をそそったりするようなメッセージが送信できるかが重要です。
アカウントが削除される可能性がある
LINE公式アカウントを作成する上で最も気を付けておきたいのが、アカウントを削除されないように注意することです。基本的に健全な運用を続けていれば削除される可能性はありませんが、主に利用規約に反するようなことをした場合はアカウントが削除される可能性があるでしょう。
多くの顧客を抱えているアカウントが削除されてしまうと売上に大きなダメージを受けてしまうので、くれぐれも削除されることがないように運用することが大切です。

LINE公式アカウント運用にかかる料金

LINE公式アカウントを運用する上では3つの料金プランが存在します。
一つは無料で運用できて、無料メッセージを1000通まで送信できるフリープラン
二つ目は月額固定費5000円で無料メッセージを15000通まで送信できるライトプラン
三つめは月額固定費15000円で無料メッセージを45000通まで送信できるスタンダードプラン
の3つです。
フリープランでは追加のメッセージは送信できませんが、ライトプランなら1通5円、スタンダードプランなら1通3円から送信できるようになります。
LINEを活用した事例

これまでに企業がLINEでSNSマーケティングを行った特徴的な事例がいくつかあります。
それでは、SNSマーケティングでLINEを活用した事例についてご紹介しましょう。
大東建託
大東建託はLINEを活用して「大東建託お部屋探しサポートサービス」というサービスを開始しました。このサービスは実際に不動産屋に行って相談するのが一般的だったところを、LINEのユーザーと専任のオペレーターが気軽にチャットできるようになっています。
これによって利用者が増え、24時間365日対応になったことで毎月900件~1000件ほどの問い合わせが来るようになり、ユーザーとの成約率が高くなりました。
canon
canonは「Messaging API」というサービスを活用してLINE公式アカウントとプリンターを連携させました。これによってスマホで撮影した写真をLINEに送信するだけで印刷ができるようになったのがポイントです。
この機能はプリンターの操作が分からない人でも簡単に印刷できるようになっているため、多くの販売店やメディアで注目されるようになりました。
まとめ

SNSマーケティングの中でも、LINEを活用して販促活動を行うのはとても有効な手段だと言えます。幅広い年齢層のユーザーに対して手広くアプローチをかけることができるのがLINEのポイントです。
もちろん友達に追加してもらわなければメッセージが送信できませんし、始めにメッセージを送信してもらわなければチャット機能は使えませんが、工夫次第でデメリットではなくなります。
LINE公式アカウントを作成し効率良く運用することで、SNSマーケティングの一歩目を踏み出してみましょう。
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