インフルエンサーマーケティングで良質なUGC(ユーザー投稿)を生成するためのガイドライン

こんにちは!
今回は、インフルエンサーマーケティングを通してSNSでUGC(ユーザー投稿)を生成するためにはどうしたら良いのか、また、どうやってUGCを活用するべきか、ガイドラインをお伝えします。

1.UGCとは?          

UGCとは「User Generated Contents」のことで、ユーザーによって制作・生成されたコンテンツを指します。SNS上の投稿の他に、口コミサイトの書き込みや商品レビューもこれに含まれます。

インフルエンサーマーケティングによって、ブランドのマーケターはUGCを生み出せるようになりました。
インフルエンサーが製品やサービスを使用したり、おすすめしたりすると、それを目にした多くのフォロワーがそのブランドの顧客になる可能性があります。

基本的にUGCの投稿は、消費者が製品の評価やサービスの質について本音で述べています。
そのため、顧客はUGCに信頼を置いており、ブランド側は質の高いUGCを増やすことでそれを通して顧客の信頼を得ることができる有効な手段です。

これらの点から良質なUGCを集め、拡散することはとても重要だと考えられます。

2.顧客に刺さる良質なUGCの作り方

インフルエンサーマーケティングを通して良質なUGCを生成する場合、ただ投稿してもらうだけでなく、事前にある程度準備する必要があります。

消費者はインフルエンサーとブランドの関係を理解し始めているため、明らかに”広告感”の強い投稿には抵抗があります。特にインフルエンサーが製品に興味を持っていないにも関わらず商品をPRしている場合、それは必ず消費者にも伝わります。

したがってインフルエンサーに依頼して投稿(UGC)を増やしていくために、これから紹介することを意識しましょう。

・インフルエンサーにサービスや製品を好きになってもらう

インフルエンサーに対して「ブランド」と「製品」について徹底的に説明し、理解してもらいましょう。そして、インフルエンサーに「これはとても魅力的なブランド/製品だ!フォロワーに拡めたい!」と思ってもらうことが大事です。

インフルエンサーのファンであるフォロワーたちは「”なぜ”この商品が好きなのか」納得のできる説明をインフルエンサーに求めています

そして、インフルエンサーも「フォロワーに有益な情報を届けたい」という気持ちを強く持っています

ブランドがやるべきことは、インフルエンサーがまるでブランドのマーケターになったかのようにブランドの魅力を語れるくらい自分達について詳しく伝え、理解してもらうことです。そうすることで、インフルエンサー側もフォロワーに響く投稿を作りやすくなります。

そうすることで、信憑性のあるUGCが生まれます。

・インフルエンサーに指示を出す

とくに新しいインフルエンサーと関わる場合には、相手に何を依頼したいのかきちんと伝えましょう。

投稿を行う時期や時間帯について明確な指示を与え、目的は率直に伝えましょう。

売上、ウェブサイトへのアクセス、ブランドの認知向上のいずれにせよ、インフルエンサーが目的を正しく理解すると、効率的にキャンペーンを進めることができます。

指示が具体的であればあるほど、ブランドに対するインフルエンサーの働きも向上します。

いかにインフルエンサーを自社のブランドマーケティングに巻き込んでいけるか、がインフルエンサーマーケティングの鍵となります。

・インフルエンサーの自由を認める

インフルエンサーに出す指示の重要性は理解できたと思います。しかしインフルエンサーを細かく管理し過ぎるのはおすすめしません。なぜなら彼らの投稿に人気が集まる理由は、投稿のクリエイティブや世界観にあるからです。

インフルエンサーを十分に吟味して選べば、自ずと効果的な宣伝をしてくれます。

インフルエンサー本人が一番、「フォロワーに響く投稿とはどんな投稿か」毎日気にかけ、理解しているプロフェッショナルだからです。

3.売上に繋がるUGCの活用方法

インフルエンサーマーケティングを通して、良質な投稿(口コミ)を増やすことが重要です。

では実際に、良質なUGCを活用し、売上に繋げるにはどうしたらよいのでしょうか?
ここでは7段階に分けて、UGCから購入に繋げる方法を解説します。

① UGCを見つける

自社のUGCが既に投稿されている場合は、リンクスクリーンショットを保存しておきましょう。
ハッシュタグやタグを検索するとUGCを見つけることができます。

ブランドが関係する投稿やコメントを、早い段階から、それもできるだけたくさん見つけておきましょう。
集めた投稿を分析し、投稿をブラッシュアップできるからです。

② UGCを整理する

①が完了したら、それらを投稿様式・色・ジャンル別に分類しましょう。

整理をすることで他のチャネルに応用可能なUGCが見つかるはずです。

③トレンドを特定する

すべてのUGCが一様な結果をもたらすわけではありません。

見つけたUGCの中から、どの投稿に人気があるのか分析しましょう。

Instagramであれば世界観や投稿の撮影方法、Youtubeであれば、声の大きさやトーンも人気を見つけるてがかりになります。

④ インフルエンサーのUGCを自社で紹介する

インフルエンサーのUGCを共有する場合は、ブランドサイトや自社のSNSで紹介しましょう。
合わせて、協力してくれたインフルエンサーのフォローいいね!の推進を積極的に行いましょう。

例:「〇〇さんがとっても可愛く投稿してくれました!【該当画像】〇〇さんのSNSには素敵な着こなしが沢山あるので、ぜひチェックしてみて下さい♪ 〇〇さん、ありがとうございました!」

ブランドが投稿を共有すると、インフルエンサーはもっとやる気になります。

同時に彼らにきちんと感謝を示すことで、今後長期間にわたってパートナーになってくれる可能性がでてきます。

⑤インフルエンサーのエンゲージメント率を計算する

UGCの正当性を評価する指標の一つに「エンゲージメント率」があります。

シェア数やコメント数をフォロワー数またはシェア数で割ることにより算出できます。

⑥インフルエンサーと協力して試行錯誤する

分析したトレンドや、算出したエンゲージメント率をもとに、人気が出そうな投稿を作り、インフルエンサーと協力し、試験的に投稿を行いましょう。

1度で諦めずに、インフルエンサーの協力を得ながら試行錯誤しましょう。

できるだけ様々な種類の投稿を試してみてください。このような投稿にはインフルエンサーとの信頼構築、コミュニケーションが不可欠です。

⑦ エンゲージメントの高かったUGCを再投稿する

ここではブランドがUGCを利用する権利があるとします。人気が出た投稿を別のチャネルで利用しましょう。LP、広告のクリエイティブ等、説得力の高い顧客目線のコメントが書かれたUGCは、様々な場面で活躍します。

但し、必ずインフルエンサーに許可を取ることを忘れないでおきましょう。

ここまで紹介したようなUGCの活用で、誰でもある程度まで顧客目線の投稿を広めることができます。

ぜひインフルエンサーマーケティングの基礎として受け止めてください。

インフルエンサー経由でUGCを生み出そう

今回は質の高いUGCを作成し、活用するための方法を紹介しました。

これからインフルエンサーマーケティングに参入する場合や、インフルエンサーマーケティングに行き詰った場合のヒントが見つかれば幸いです。

インフルエンサーとブランドがお互いに尊敬し合い、円満なマーケティングが行われるように願っています。

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